こんな方におすすめ
- マイホーム計画で夫婦の間で意見が合わない
- 自分の意見を上手に取り入れたい
- マイホームで強いこだわりがある
夫婦でマイホームを購入するというときに、夫婦で意見が合わないというケースは少なくありません!
夫婦とは言え、すべてにおいて意見がまったく同じということはありませんし、特にマイホームのような大きな買い物であれば意見が合わなくなってしまうのもある意味では仕方がないことなんです。
しかしながら、だからといって意見が合わないままマイホームを購入してしまってもお互いに後悔してしまったり、夫婦喧嘩の原因になってしまうかもしれません。
また、意見を合わせないままのマイホーム購入となってしまうと、そこから夫婦関係にヒビが入る可能性もあります。
意見が違うのであれば、お互いに納得できるように歩み寄るのがベストです。
- それではお互いが歩み寄る為にも、どうすればいいのか?
こちらの記事でお伝えします!
それでは『マイホームを購入する際に夫婦の意見を合わせるために知っておくべきこと』をご覧ください!
夫婦になっても男性と女性では根本的に考え方が違う
まず、理解しておきたいのが仮に夫婦になったとしても男性と女性では根本的に考え方が違うという部分です。
同じ人間であってもやはり男性と女性では違いが出てくるものです。
夫婦になったからといってその違いが埋まるのであれば、結婚後に喧嘩をするようなこともないでしょうし、離婚を選ぶ方も劇的に減っていくでしょう。
夫婦になったからといって、家族になったからといって、何もかも意見が一致するようになるということはまずないのです。
男性と女性の考え方の違いというのはさまざまな形で象徴されています。例えば、悩みや愚痴があったときの対応や考え方についてです。女性が男性に悩みや愚痴を吐き出すときというのは、ただ話を聞いてほしいだけで、「大変だったね」「頑張ってるよね」といった共感する姿勢を見せてほしいということがほとんどです。
女性同士で集まる女子会などでも悩みや愚痴を吐き合って、お互いに共感するということが多いでしょう。
一方で、男性は悩みや愚痴を吐くときというのはその悩みや愚痴を解決するためのアドバイスなどを求めていることが多いものです。
男性はその感覚で女性の悩みや愚痴を聞いてしまうため、女性が求めている共感ではなく、男性なりのアドバイスをしてしまうわけです。
男性としてはよかれと思ってやっていることでも、女性としては求めているものが返ってこないからこそ不満を抱くようになるというわけなのです。
もちろん、これは男性と女性が逆でも起こりえるものです。もともとの考え方が違うからこそ、お互いに相手が求めているものと違うものを与えようとしてしまうのです。
このようにちょっとした悩みや愚痴を吐き出すときでさえ、男性と女性とで違いが出てくるのです。
もちろん、そういった違いでお互いに不愉快な思いをしないようにコミュニケーションをとっていくことになるのですが、現代人というのは慢性的なコミュニケーション不足であり、コミュニケーションが下手になっています。
だからこそ、余計に男性と女性では意見が合わずにそこからこじれやすくなっているともいえるでしょう。
マイホームの購入というのは、ご存知のように人生におけるもっとも大きな買い物です。そうなってくると、責任感やプレッシャーというのも相当なものになってくるでしょう。
それでなくとも男性と女性では違いがあるのに、責任感やプレッシャーによってお互いに余裕がなくなってしまうと本来であれば歩み寄れるのに歩み寄れなくなってしまうこともあるでしょう。
男性や女性に限ったことではないのですが、人と人がぶつかり合うときというのはお互いがお互いに「自分が正しい」「自分は常識的である」と考えているものです。
視野を広く持てば、育ってきた環境が違うのですから考え方も違って当たり前です。
最初からお互いの考え方や意見が一致することのほうが珍しいのですから、最初からお互いに考え方が違うという部分を改めて理解することが必要になってきます。
マイホーム購入のタイミングは意見を合わせにくい
マイホーム購入の際に意見がぶつかり合いやすいのがタイミングです。
実際にマイホーム購入に関してはタイミングが早すぎて後悔している方もいれば、逆にタイミングが遅すぎて後悔しているという方もいます。
夫婦でもこのタイミングに関して意見が一致するということは、そうそうないでしょう。一方が「今がタイミング!」と考えており、もう一方が「まだタイミングじゃない」と考えていれば、どちらかが折れるまで結論は出ません。
ケースバイケースではあるものの、奥さんがマイホーム購入に対してものすごく乗り気になっているのに旦那さんはそうでもないというパターンは少なくありません。
これには先でもお話した男性と女性の違いといったものが絡んでくる場合もあります。奥さんは感覚的、直感的にマイホーム購入を考えているものの、旦那さんはあくまでも論理的に先を見据えてマイホーム購入を考えているといったケースもあるのです。
マイホーム購入のタイミングで意見が合わない場合には、やはりお互いになぜそのタイミングなのかを話し合う必要があるでしょう。
例えば、「今購入すべき!」という奥さんも実は前々から入念に情報収集とリサーチをしていたかもしれませんし、それを聞けば旦那さんも納得できるかもしれません。
逆に、「マイホームはまだ早い」という旦那さんはお子さんの将来のことまで考えているかもしれませんし、それで奥さんが納得することもあるかもしれません。
お互いに「なぜ今がタイミングなのか」「なぜ今はタイミングではないのか」といった部分を説明できるようにしておきたいものです。
こういう話し合いというのは、お互いに時間をとって話し合いのためだけの時間を確保してじっくりとおこなっていきましょう。
日常会話のついでに話し合いをしようとすると、感情的になって伝えるべきことを伝えられないままになってしまいますし、落ち着いて話せば伝わる内容も伝わらなくなってしまうのです。
相手が出した結論だけを見るのではなく、なぜその結論に至ったのかという背景や過程にもきちんと目を向けるようにしたいものです。これはマイホーム購入を考えている夫婦だけではなく、現代人すべてにいえることでもあります。
希望のエリアに関しても意見を合わせにくい
マイホーム購入にあたっては、希望のエリアに関しても意見が合わせにくい傾向にあります。
例えば、旦那さんはマイホーム購入するのであれば仕事ももっと頑張りたいから通勤が楽になるところがいいと考えるかもしれません。
一方で、奥さんのほうは子育てのことがあるからいざというときのために実家との距離が近いほうがいいと考えるかもしれませんし、お子さんの学校のことや毎日のお買い物が便利かどうかといったものも考えるかもしれません。
今は共働きの夫婦も多いでしょうが、やはり旦那さんと奥さんとでは立場が違います。
一家の大黒柱としての自覚がある旦那さんであればマイホームを購入するからこそ家族のためにもこれまで以上に仕事を頑張りたいと思うでしょうし、奥さんであればやはり子育てを中心に日々の生活を考えていくことになるでしょう。
立場が違えば、そこからどう考えるかも違ってくるものです。
相手の立場になって考えるというのは、言葉にするのは簡単ですが実践するのは難しいものです。だからこそ、夫婦でもぶつかり合ってしまうのです。
ただ、希望のエリアに関してもやはりマイホーム購入のタイミングのときと同じように、なぜそのエリアなのかという部分をお互いにきちんと説明できるようにしておきたいところです。
マイホーム購入にあたっては当然エリア以外の条件もあるでしょうし、さまざまな条件の中でエリアがそれくらいの優先順位になるのかといったところも考えていきたいところです。
その上で、お互いに相手の希望するエリアに対してどのような不安があるのか、どのような疑問があるのかを解消していくといいでしょう。不安や疑問をひとつひとつ解消していくことによって、すんなりと意見がまとまることもあるのです。
意見が合わない場合には専門家へ相談すべき
夫婦でどれだけ話し合いをしても意見が合わないということもあるでしょう。そういったときには、思い切って第三者に相談してみるといいでしょう。
ただ、第三者といってもきちんとした専門家に相談することをおすすめします。家族や友達などに間に入ってもらうと、余計にこじれてしまうこともあるからです。
それにマイホームを購入するのであれば、不動産や住宅ローンなどに関して正しい知識を持っている誰かに相談するということは思っている以上に大切なことになってきます。
特に、知識のないまったくの素人だからこそうまく言いくるめられてしまうというケースは、マイホームに限らずいろいろな商品やサービスにおいて起こりえるものなのです。
そもそも夫婦で意見がぶつかり合っていても、そのぶつかり合っている意見そのものが専門家からするとまったくの見当違いということも十分にあり得ます。
見当違いな結論を出さないようにするためにも、やはり専門家への相談というのは積極的にしておいたほうがいいです。
夫婦ふたりでの話し合いだと納得できないようなことでも、専門家から言われれば納得できるということは往々にあるものです。
もちろん、信頼できる専門家を見つけるためにもセカンドオピニオンのような感覚でいろいろな専門家に話を聞いてもらいましょう。
さいごに
マイホームの購入は夫婦といえど、意見がなかなか合わないのは、仕方がないことです。でも、せっかくのマイホームで夫婦喧嘩をしては勿体ないです。
前項でもありましたが、第三者としてプロの意見を参考にしていくのがやっぱりベストです。プロといえば、ハウスメーカーの担当者です。但し、1人だけの担当者からの意見よりも、複数の担当者の意見を取り入れるのがベストです。
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