この記事で分かること!
- 冷蔵庫の容量別の高さや幅
- 世帯別のおすすめ冷蔵庫
- 冷蔵の選び方のポイント
新生活に欠かせない家電や家具はたくさんあります。
その中でも大型家電代表格の、冷蔵庫。
実は、新生活の引越し時、冷蔵庫の搬入トラブルは多かったりします。
大型家電だからこそ、賃貸マンションならではの、冷蔵庫の探し方もあるんです。
選び方から容量、幅や高さまですべてを解説していきます。
目次
冷蔵庫の幅の基準はドア選びから
冷蔵庫の扉大きく2種類あります。
片開き(左開き・右開き)タイプ
扉が片方だけ開く、片開きタイプです。
1人暮らし用の冷蔵庫ではほとんどが片開きタイプの冷蔵庫です。いわゆる片方だけ開くタイプです。
マンションやアパートの冷蔵庫置場はほとんどが壁際になります。冷蔵庫の扉がどちらに開くかで、使い勝手が大きく変わってきます。
「冷蔵庫右手に壁がある場合は右開き」反対に「冷蔵庫左手に壁がある場合は左開き」を購入すると、冷蔵庫から取り出しやすく、食材も選びやすくておすすめです。
冷蔵庫置場が壁側では無いときは、キッチンの方に扉が開くタイプにすると、お料理中の無駄な導線を減らすことができ、毎日の料理もラクになります。
ちなみに種類は多くないですが、どちらでも開けることができる両開きタイプもあります。
引越しの度に扉を開く向きに悩まされることもなく、用途に合わせて変えられるのはとても便利です。
フレンチドア(観音開き)タイプ
言葉通りの扉タイプになります。いわゆる冷蔵庫中央部分に取っ手があり、右手左手で開けることができる冷蔵庫です。
キッチンと冷蔵庫の対面スペースが狭い場合、フレンチドアタイプがおすすめです。
片開きだと、扉を開くのも大変だったりします。でもフレンチドアであれば、扉の稼働領域も小さく済み、冷蔵庫の扉を開くたびに、体を捻らせてなんてことはなくなります。
あと、フレンチドアタイプのデザインが好き!といった方は多いです。もちろん好みにはよりますが、、、
最近では冷蔵庫もインテリアの一部と考える人も多いですね!
人数によって変わる冷蔵庫大きさ
- 冷蔵庫の大きさ=冷蔵庫の容量となります。
家電量販店などでおすすめされる容量は、(1人70L)×住居人数+210L前後といわれます。例えば2人暮らしであれば、350L辺りがおすすめです。
350Lは3ドアタイプが多いです。
1人暮らしであれば300L以下の冷蔵庫になります。
でもこれはあくまでも目安であって、お料理好きな方であれば、より大容量の物がおすすめですし、反対に自炊はしない方であれば、よりコンパクト冷蔵庫でも十分です。
ご自身のライフスタイルに合わせた冷蔵庫選びをしていきましょう。
人数別のおすすめ容量
- 自炊しない場合 100L~150L
- 1人暮らし 240L~290L
- 2人暮らし 320L~370L
- 3人暮らし 390L~450L
- 4人暮らし 480L~540L
冷蔵庫の容量からおおよそサイズを知る
冷蔵庫は大型家電の代表格だけあって、それなりに大きさがあります。
冷蔵庫の容量からおおよそのサイズを見ていきます。
85L~150L(自炊しない方におすすめ)
- 横幅 43㎝~51㎝
- 高さ ~130㎝
- 奥行き 45㎝~60㎝
240L~290L(1人暮らし)
- 横幅 43㎝~51㎝
- 高さ ~130㎝
- 奥行き 45㎝~60㎝
320L~370L (2人暮らし)
- 横幅 43㎝~51㎝
- 高さ ~130㎝
- 奥行き 45㎝~60㎝
390L~450L (3人暮らし)
- 横幅 43㎝~51㎝
- 高さ ~130㎝
- 奥行き 45㎝~60㎝
480L~540L (4人暮らし)
- 横幅 43㎝~51㎝
- 高さ ~130㎝
- 奥行き 45㎝~60㎝
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設置は多少のゆとりが必要
冷蔵庫はスペースにピッタリ入ればOKではないので注意が必要です。
冷蔵庫本体サイズ+放熱スペースを確保する必要があります。
冷蔵庫内を冷やす為に熱を逃がすためのスペースです。放熱スペースがないと故障の原因にもなります。
- 本体の幅+10㎜
- 本体の高さ+50㎜
※最近の冷蔵庫では、上部から熱を逃がす上部放熱タイプが多く、背面から放熱する背面放熱タイプはほとんど無いため、壁にピタリと設置が可能になっています。
これにより、よりスッキリ冷蔵庫設置できるようになったのですね!
外形寸法 (高さ×幅×奥行き)㎜:〇〇×〇〇×〇〇
据付必要寸法 (高さ×幅×奥行き)㎜:〇〇×〇〇×〇〇
↑このように商品スペックデータに据付必要寸法の記載がありますので、確認のうえ購入・設置をしましょう。
マンションやアパートでは、多くが60㎝~65㎝を想定
賃貸マンションやアパートでは、冷蔵庫幅は、60㎝~65㎝を想定していることが多いです。
じつは家電用品全般に言えることなんです。
例えば洗濯機の防水パンの多くは600㎜×600㎜の正方形タイプ。ガスコンロ・ガステーブルの幅はおおよそ60㎝。
備え付けの洗面台も横幅60㎝前後が一般的です。キッチンだって奥行きは60㎝が主流です。
玄関の間口、廊下から室内の間口、廊下の横幅は約70㎝なんです。
そこに玄関や室内の「ドアノブ」や「ドア枠」を考えると、搬入経路が65㎝以下になってきます。
結果的に、搬入経路よりもワンサイズ小さくすると、60㎝~65㎝がちょうど良いサイズになってきます。
むしろ、そのサイズ以下の家電や設備じゃないと、設置が出来ないのです。
ちなみに賃貸マンションの場合、洗面台は20年、キッチンは30年前後で入れ替えることも多く、搬入経路を考えると最大60㎝~65㎝ぐらいになってくるのです。
↑こちらを利用すればお掃除もラクラクです
幅から冷蔵庫を選ぶのがおすすめ
今まで見ていただいた通り、賃貸のアパートやマンションでは、冷蔵庫スペースや搬入時の制限があります。
冷蔵庫スペースはクリアしたんだけど、搬入ができないってことも良くあることです。
そんなことが無いように、冷蔵庫スペース、搬入時の間口、天井の高さを考えて、冷蔵庫を購入するのがおすすめです。
まずは冷蔵庫の横幅を考えた時に、どのサイズが選べるかを見てみましょう。
横幅サイズからみる冷蔵庫の大きさ
- 50㎝~60㎝
- 60㎝~65㎝
- 65㎝~
横幅65㎝の冷蔵庫は案外多い
冷蔵庫幅65㎝以上のものは、結構多いです。
カッコいいな、オシャレだな~、存在感が良い感じだな~なんて冷蔵庫の多くは65㎝以上!
使い勝手やデザインにすぐれた、フレンチドア(観音開き)タイプの多くも65㎝以上です。
そこで、マンションに設置可能なスリム観音開きタイプの冷蔵庫なんてのも登場しています。
どうしても冷蔵庫はフレンチドアタイプ!といった方は検討してみてくださいね!
↑お値打ちなスリム冷蔵庫です
まとめ:冷蔵庫の幅について
今回は新生活のスタートで失敗しないためにも、冷蔵庫の横幅について、徹底解説しました。
- 冷蔵庫の容量は家族人数とライフスタイルで決める!
- 賃貸マンションでは横幅60㎝以内はOK!60㎝以上で要確認!
- 冷蔵庫の横幅から探してみるのがおすすめ!
冷蔵庫を購入するタイミングの多くは、新生活のスタートだったりします。ついつい、機能性やデザインに目が行きがちです。
でも毎日利用するものだからこそ、設置スペースや、扉の開閉による使い勝手も気をつけたいところです。
ぜひ、こちらを参考にして、お気に入りの冷蔵庫を見つけてくださいね!