引っ越しをして、一人暮らしがしたいと考えている人はたくさんいるでしょう。
しかし、未成年の場合や学生の場合には、親としっかりと相談をしなければなりません。
ただ、中には、
「親に相談をしても一喝されるのが目に見えている」
という人もいるでしょう。
そこでこの記事では、一人暮らしがしたいと親に言う時のコツについて、詳しく解説していきます。
目次
実家から引っ越して一人暮らしをするメリット
まずは実家から引っ越して、一人暮らしをするメリットについて、詳しく解説していきます。
親のありがたみがわかる
今まで実家暮らしをしていた人が、急に一人暮らしをすると、最初は戸惑ってしまうでしょう。
なぜなら、やらなければならない家事が多すぎるからです。
今までは、何もせずにご飯が出てきて、洗濯が済んでいて、お風呂が沸いているという環境だったかもしれませんが、一人暮らしになるとこれらを全て自分で行わなければなりません。
そのため、親のありがたみがわかり、感謝できるようになるのです。
家事を覚えられる
そして、家事を覚えることもできるようになります。
先ほども解説したように、実家暮らしをしていると、ほとんどの家事を親が代わりにやってくれることが多いです。
しかし、一人暮らしをすると、全て自分で行う必要がありますので、最初はうまくいかなくても徐々に家事を効率的にこなせるようになるのです。
精神的に自立できる
実家暮らしから一人暮らしに切り替えると、最初は物凄く寂しいですし、孤独を感じます。
しかし、ある程度慣れてくると、一人でも快適に生活ができるようになりますし、一人で何でもこなせるようになります。
つまり、精神的に自立できるということです。
引っ越ししたいと親に言う時のコツは?
とはいえ、引っ越しをしたいと親に言っても、断られるのが目に見えているという人も多いですよね。
では、どのような一人暮らしをしたいと伝えれば、成功する確率が上がるのでしょうか。
貯金額を提示する
まずは貯金額を提示するということです。
一人暮らしをするためには、当然家賃や食費、光熱費など様々な費用が発生してきます。
仮にこのような費用面について全く考えもせずに一人暮らしをしたいと言っても、親に頭から反対されるのが関の山です。
しかし、自分の貯金額を提示して、一人暮らしをしてもやっていけるということをアピールすれば、許してくれる可能性が高まるのです。
ある程度の収入を確保する
そして、ある程度の収入を確保することも大切です。
貯金を作って、ある程度心と財布にゆとりを持たせることは大切ですが、毎月ある程度の収入がないと、一人暮らしの生活を成り立たせていくことができません。
そのため、学生の場合はアルバイトの日数を増やすなどして、収入を上げておくことが大切です。
そして、給料が振り込まれた通帳を親に見せて、
「毎月これくらい稼いでいくから、一人暮らしをさせてほしい」
と伝えてみましょう。
物件の候補を提示する
一人暮らしをしたいというのは簡単ですが、本気度が親に伝わらないと、
「じゃあ頑張って稼いでね」
「いつかね」
と話をはぐらかされてしまう可能性があります。
そのため、本気度をアピールするためには、物件の候補をいくつか提示することをおすすめします。
また、この時は、ただ住みたい物件を提示するのではなく、住みたい物件についての資料請求をしたり、相見積もりを取った結果を提示したりすることをおすすめします。
そうすることで、本気度が親に伝わり、一人暮らしを許可してもらえる可能性が高まるでしょう。
引っ越しを反対されたらどうする?
ただ、今紹介した方法を実践しても、100%親から許可がもらえるとは限りません。
では、仮に親から引っ越しを反対されてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
とにかく話し合う
まずはとにかく話し合いましょう。一番やってはいけないのが、喧嘩をする事です。
怒鳴りあっても何も解決しませんので、
- なぜダメというのか
- どうすれば許してくれるのか
を冷静に話し合うことが大切です。
自分のためになることを伝える
そして、一人暮らしが自分のためになることを伝えることもおすすめです。
先ほども解説したように、一人暮らしをすると、費用面も自分でカバーしていかなければなりませんし、やるべき家事も物凄く増えます。
また、精神的な寂しさと戦っていく必要もあるのです。
このようなことを伝えれば、親も一人暮らしを認めてくれる可能性があるのです。
まとめ
「引っ越ししたいと親に言ったのに断られた」と、落ち込んでいる人はたくさんいるでしょう。
ただ、引っ越しを親に反対された場合は、伝え方が間違っている可能性が高いです。
そのため、今回紹介したコツを頭に入れながら、具体的なプランと一緒に引っ越しをしたいという希望を親に伝えてみることをおすすめします。
また、仮に強く反対されてしまった場合は、喧嘩をしたり無視を決め込んだりするのはよくありません。
冷静にお互いが納得できるまで話し合うことが大切ですよ!