この記事で分かること
- 賃貸でのペット飼育の注意点
- ペットのしつけ方
- 賃貸でのおすすめの飼育方法
ペット可の賃貸で犬を飼っている・飼いたいと思っている方も多いです。
もちろんその賃貸物件がペット可であれば、ペットを飼うことは問題ありません。
しかし最低限守るべきマナーや注意点を、知っておく必要があります。
そこで、この記事ではペット可の賃貸で犬を飼うにあたっての注意点やマナー、しつけの必要性についてご紹介していきます。
目次
ペット可の賃貸で犬を飼う場合の注意点
賃貸のアパートやマンションには、ペット可の物件とそうでない物件があります。
もちろん犬を飼う・飼っているのであれば、ペット可の物件に住む必要があります。
しかしペット可の物件だからといって、何をしてもいいというわけではありません。
ペット可の物件で犬を飼う場合に起こりがちなトラブルをもとに、注意するべきポイントをご紹介します。
音のトラブル
たとえ犬を飼っていなくてもトラブルになることはありますが、犬が居る場合は尚更注意が必要です。
犬の足音は一緒に住んでいれば、気にならないかもしれません。しかし下の階に住んでいる人には意外と、響いてうるさく感じる場合があります。
それに犬は家のなかでも走り回ったり、飛んだり跳ねたりしますよね。
また爪が少しでも伸びていると床に当たって、歩くだけでカチャカチャと音がなります。
爪をこまめに切ったり、マットを敷いたりすることで対策するようにしましょう。
臭いのトラブル
犬が居て飼い主自身も周りも、一番気になるのが臭いです。
特有の獣臭もそうですが排出物の臭いも窓を開けていると、ほかの部屋まで匂ってしまうことがあります。
犬を飼っていない人からしてみれば、かなりの悪臭です。
犬に限らず、ほかの部屋から嫌な臭いがしていれば不愉快になりますよね。
おしっこをさせる場所(トイレトレー)を置く際に、窓際は避けるなどの工夫をするようにしましょう。
共用スペースでのトラブル
借りているお部屋はあなたと犬だけのスペースですが、それ以外のエレベーターや廊下・ロビーなどはすべて公共の場、いわゆる共用スペースです。
ペット可の物件でも、犬や動物が苦手な方も住んでいます。
共用スペースで犬を歩かるとおしっこをしてしまったり、抜け毛が落ちたりしてしまうことがあります。
犬が苦手な方は、それ以外の人より臭いに敏感です。またもしも犬アレルギーの方がいれば、抜け毛が原因で症状が出る可能性もあります。
そのため共用スペースでは、必ず犬を抱っこして移動するようにしましょう。
またペット可の物件では、契約時に禁止事項や注意事項を説明されることがあります。
これまでにご紹介した注意点のみではなく、その際に説明を受けた内容もしっかりと対策してトラブルに発展してしまわないよう、注意しましょう。
しつけは必要なの?
賃貸の物件で犬を飼う場合、しつけはするべきなのか。というのは、ほとんどの方持っている不安や疑問だと思います。
まず結論を言うと、ある程度のしつけはするべきです。
先ほどご紹介したトラブル以外にも「吠え声」が、原因になることがあります。
飼い主さんが在宅中は吠えることがなくても、お留守番中はちょっとした音が気になって吠えてしまう犬もいるのです。
そのため日常の音に慣れさせるための練習(しつけ)を、行っておくと良いでしょう。
しつけの練習方法
家族にチャイム音をわざと鳴らしてもらったりするのは良い練習になります。
吠え以外に人が大好きで、飛びかかっていく犬もいますよね。もちろん人が好きというのは悪いことではありません。
しかし飛びかかってしまうと相手がもし犬が苦手だった時や、怪我をさせてしまった時に大変なことになります。
エントランスや通路で抱っこをしていたとしても、身を乗り出して爪がひっかかってしまうことも、考えられなくはありません。
抱っこをしている時は大人しくする・人に飛びかからないということは、教えておく必要があるでしょう。
しつけといってもこのように最低限のことを教えておけば、ほかの住人からも嫌な目で見られることはありません。
今はYoutubeやしつけ本など高いお金をかけなくても、しつけを学ぶことはできます。
あなたとあなたの犬がトラブルを生まないためにも、犬と一緒に学びましょう。
ペット可物件で暮らす際のおすすめグッズ
ペット可の物件では、その物件によって様々な決まりが用意されています。
犬のいたずらで壁がめくれてしまった・床に傷が入ってしまった。おしっこが壁にかかって色が変わってしまった。
このようなことがあれば退去する際に、修繕費用として高額な支払いが発生することも、考えられるのです。
そんなことが無いためにも、これまでお伝えしたトラブルを生まないためにも、おすすめのグッズをご紹介します。
タイルマット・ジョイントマット
タイルマットやジョイントマットを床に敷くことで、犬の足音を軽減できるだけでなく、犬がツルツルな床で滑ってしまうことも防げます。
ショッピングサイトなどでもまとめて購入することができるので、部屋のサイズを測って必要な分だけ用意すると良いでしょう。
犬のおしっこやウンチなど汚れてしまうこともあるので「洗濯できる」「洗える」ものを選ぶのがおすすめです。
傷を防止する壁紙
壁紙を貼るのは面倒だからと思うかもしれませんが、犬が届く範囲の壁だけ・おしっこがかかってしまうかもしれない範囲だけに貼れればいいのです。
これをすることで壁の傷や色の変色も防ぐことができます。
傷を防止する専用の壁紙でなくても、100均などで販売されているサイズの小さめな壁紙を上から貼るだけでも効果があります。
しかし剥がしにくい壁紙だと、いざ剥がすことになった時に元の壁に損傷が出てしまうともともこもありません。
壁紙を貼る前にマスキングテープで剥がしやすいように工夫をするなどしておくと、良いでしょう。
少しでも普段や退去時の負担を減らすためにも、このようなグッズで工夫をしておくと、快適に暮らすことができますね。
マナーを守って犬と一緒に快適に暮らそう!
ペット可の賃貸で犬と一緒に暮らす場合の注意点やしつけの必要性、おすすめのグッズについてご紹介してきました。
ご家族で飼育している方もいれば、一人暮らしで飼っている方もいます。
トラブルが不安ということが飼っている側のストレスになっては、快適とはいえません。
普段から必要最低限のマナーは守りつつ、便利なものは活用していくと負担を軽減することができます。
ペットも人と同じ家族です。一緒に快適に暮らすため、犬だけでではなく、快適に生活ができる工夫がおすすめです。
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