この記事で分かること
- 大東建託の退去費用
- 他の賃貸物件と比較してどうか
- 大東建託のおすすめのプラン
アパート、マンションに住んでいて気になるのが、退去時の費用。
お部屋を借りる前から気にしている人も多いです。
管理戸数全国1位の大東建託の賃貸物件の退去費用を徹底解説していきます。
現在お住まいの方やお部屋探し中の方も、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
賃貸物件の退去費用
賃貸住宅のほとんどは、退去時にお金がかかります。いわゆる退去費用といわれるものです。
最近は、退去の費用を前払い、家賃に含まれている契約もあります。
でも、多くの契約は退去時に、お部屋を直して(お金を払って)退去してください。といった契約です。
原状回復義務
- 一般的な使用以上の劣化やキズを、退去時に直す必要がある
といったものです。要するに「借りや時と同じ状態に戻してね」そんな感じです。
でも、時間がたつと室内は当然劣化していきます。
特に白色のクロスなどは、何もしなくても、日焼けなどが原因で薄く黄ばんできたりします。
たとえお部屋を使用していなくても、少しづつお部屋は劣化していきます。これが経年劣化です。
入居時と同じ状態でそのまま返すのは難しいため、一般的には原状回復義務には経年劣化は含まないとさているのです。
また、通常損耗といわれるものもあります。
さきほど
- 一般的な使用以上の劣化やキズを、退去時に直す必要がある
これを言い換えれば、一般的な使用であれば、多少のキズは許させるといったことです。
- フローリングにうっすらスリッパの細かい傷がついている
- 浴槽の細かい擦り傷
- 制限重量内の収納棚仕切りのたわみ
このあたりはよくあることですが、通常損耗とみなされ請求されないのです。
「通常損耗」と「経年劣化」を差し引いたものが「原状回復義務」にあたるのです。
それではここから大東建託の退去時の費用がどうなっているかを見ていきましょう!
退去費用は3パターン
大東建託では、退去時の費用として大きく3つのプランがあります。
- 定額クリーニング費(前払い型)
- 定額クリーニング費(後払い型)
- 原状回復費用(退去時精算型)
定額クリーニング費(前払い型)
契約の中で1番多いのが、こちらの定額クリーニング費の前払い型です。
入居時に初期費用の一部として支払うことで、退去時にお金がかかりません。
初めに支払っているので、退去時にお金の心配をする必要がないのはメリットです。
定額クリーニング費(後払い型)
こちら予め決まっているクリーニング費用を退去時に支払う方式です。
一番の魅力は、引越し時の初期費用を抑えることができるところです。
※定額制の前払いと後払いの違いは月額保証料のみ
大東建託の賃貸では、個人の契約の場合必ずハウスリーブという保証会社に加入をします。
前払い型の場合は、総賃料の2.2%
後払い型の場合は、総賃料の5.5%
★賃料総額が70000円のお部屋だと
- 前払い型:月額保証料1540円
- 後払い型:月額保証料3850円
これが入居中ずっと続くわけです。断然、前払い型の方がおすすめです。
原状回復費用(退去時精算型)
これは昔ながらの方式で、全国の賃貸契約で一番多いタイプになります。
退去時に、クリーニング費用や原状回復の費用を支払う流れになります。
入居時に敷金を預け入れて入れば、その敷金から差し引きます。
敷金0円で入居していれば、費用分を支払うのです。
おすすめは定額クリーニング費用
退去時の費用として3パターンありましたが、断然おすすめは定額クリーニング費用(前払い型)です。
実際に不動産屋から大東建託のお部屋を紹介されていれば、間違いなくこちらのプランをおすすめされます。
エリアなどによっては、これが当たり前となっています。
同じ定額クリーニングの後払い型ですと、毎月の保証料がかなり高くなってしまいます。
退去時支払い方式の場合も、退去の際必ずクリーニング費用は支払い、+修繕費用が発生するのです。
定額クリーニング費プランであれば、予め決められた費用を支払えばOKなんです。とてもシンプルです。
費用も40000円~70000円と通常の退去費用に比べると低価格です。
一般的な修繕費用の相場
それでは一般的に退去時の費用はどのぐらいかかるのかを見ていきましょう。
※コチラは各管理会社から独自に調査した相場になります。
- ルームクリーニング費用 30,000円~70,000円
- クロスの張替え 40,000円~(1500円/1㎡あたり)
- 床材の一部張替え 10,000円~
- エアコンクリーニング 15,000円~
- キッチン・バスの特別クリーニング 10,000円~
- 畳の表替え 4,500円~/1畳(6畳の場合27,000円)
こちらは広さにより異なります。例えば1Kのお部屋であれば、修繕費用は抑えられます。4LDKであれば、広さの分、金額も高額になるのです。
あと注意が必要なのは、畳のお部屋がある場合、原状回復に畳の表替えが定められていることがほとんどです。
6畳和室のお部屋があるだけで、畳の表替えとして27,000円程が発生します。
平均で1Kであればおおよそ80,000円前後、2LDKであれば10万円前後はかかることが多いかと思います。
大東建託の退去費用は安い
一般的な退去時の費用でご覧いただいた通り、大東建託の定額ルームクリーニング費は安いといえます。
また、料金が定額制といったものも魅力的です。
一般的な退去時の費用の出し方は、管理会社担当者が立ち合いのもと、費用を算出します。その為、担当者によってはチェックが厳しくなってしまうことも。
「厳しくなる=退去費用が発生する」といった図式です。
場合によっては、自分が思ってた以上の退去費用がかかってしまうこともあり得ます。
その点、大東建託の定額クリーニング費であれば、その点の心配はありません。予め料金が決まっていますし、先払いしていれば退去時はお金がかかりません。
あえて、一点注意としては「故意・過失による汚損や破損は費用が発生する」といった点です。
- 誤って壁に穴を空けてしまった。
- 子供がクロスに落書きをしてしまった。
- ペットがクロスを破いてしまった。
このように、特別な汚損や破損があると別途費用がかかってしまいます。
こちらは気を付けてくださいね!
体験談や口コミ
初回のクリーニング費のみ
実際に私自身も大東建託の賃貸にお世話になったことがあります。
入居から2年ほどで退去することになりましたが、初回に支払ったクリーニング費用だけでした。
退去日の当日担当者の方に立ち合いをしてもらいました。
間取りも2LDKでそれなりの広さがあり、2年間住んでいたので多少の擦り傷等はありましたが、まったく指摘されることもなく、終始感じの良い対応をしていただきました。
その他の評判
こちらではSNSから口コミ・評判などを集めてみました。
大東建託の賃貸は立合い不要
現在では立会い不要
先ほどの体験談では、立合いのお話をしましたが、現在は「定額クリーニング費前払い」の場合、立合いが不要です。
退去連絡を行うと、大東建託より返信用封筒が届くので、そちらで所定に手続きを行い、鍵返却する方法です。
これはとても便利です。引越し時は何かとバタバタしがちで、立会時間を確保するのも案外大変だったりします。
所定の期日までの対応であれば、ご自身のペースで鍵の返却ができるでのおすすめです。
少しでも費用を抑える方法
先ほど立合い不要をお伝えしましたが、お部屋の状態によっては、追加で料金が発生する可能性があります。
これは、「故意・過失による汚損や破損」を発生させてしまった場合ですね。
でもこれは汚損になるの?、これは破損?なんて微妙な場合もあります。そこで退去時にできる限り、費用を抑える方法を不動産会社の視点で書きました。
興味がある方はぜひ、ご覧ください。
まとめ:定額クリーニング費はおすすめ
- 大東建託の退去費用は結果的に安くなる
- 定額クリーニング費(前払い型)がおすすめ
- 退去立会い不要は便利
大東建託の定額クリーニング費が安価でできるのも、管理戸数が多いからだと思います。
紹介をする立場の私たちでも、定額クリーニング制はとても評判が良いです。
初めから退去費用が分かっているので、お客様にも紹介がしやすく、借りる人にとっても魅力的なサービスだと思います。
お部屋さがしの際は、退去時の費用も考えて探してみるのもおすすめです。
素敵なお部屋を見つけてくださいね!