だれもが憧れのマイホーム。
とくに結婚や出産などの人生の節目においてマイホームの購入を考える方は多いです。実際にマイホームの購入を考えた多くの人が、そのようなイベントを機に物件探しやマイホームのプランを考えていかれます。
でも、考えていくうちに
- このまま賃貸でも良いのでは?
- まだ、購入のタイミングではないのでは?
- 持ち家と賃貸どっちがお得なの?
このような疑問がでてくるんです。
そこで現役の不動産屋が「持ち家」と「賃貸」のメリットやデメリットをふまえ徹底解説します!ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
不動産屋の私がオススメするのはズバリ、「持ち家」です!
結論から言うとズバリ「持ち家」がおすすめです。
そもそも、「持ち家」と「賃貸」がどっちが良い?といった論争は、持ち家の購入を視野に入れた人や現在賃貸に住んでいる人の多くです。
実は、持ち家を購入した方の多くの人が、「もっと早く持ち家の購入をすべきだった」・「マイホームの購入は正解だった」といったポジティブなお話を頂くことが多いのです。
それでは、なぜ「持ち家」と「賃貸」がどちらがといった論争があるでしょうか。
それは、「持ち家」すなわちマイホーム購入に大きなハードルを感じることが少なくないからです。
それではそのハードル(立ちはだかる障壁・デメリット)を見ていきましょう。
マイホーム購入のデメリット・障壁
よくお客様から相談を受ける内容から、マイホーム購入時に感じるデメリットを見ていきましょう。
今では資産になりにくいのではないか
確かにバブル経済の時のように、購入しとけばみるみる資産価値が上がるといったことはないです。
でも、賃貸の場合では毎月家賃を支払いますよね?
仮に4人家族の方で家賃8万円を10年間住んだとした場合は、トータルで家賃だけで960万円、+更新料などで40万円(2年契約・更新料等1ヶ月分の場合)
賃貸に10年間住んでざっくり1000万円ぐらいかかります。
それではマイホームの場合。マイホームを3000万円で購入して、10年経過後に2000万円で売却することは?、、、けして難しくありません。じゅうぶんに売却可能です。
簡単な例になりますが、単純に考えていただいても、資産価値はあるのではないでしょうか。
注意点としては「購入から2年~3年などの短期で売却」や「5000万円以上する高額なマイホームを売却」になると、当てはまりません。つまりライフスタイルや収入に合わせた購入物件の選び方が重要なんですよ。
住宅ローンに縛られる
確かに35年ローンとなると、先が重く感じるのは分かります。でも生きていくうえで必ず家は必要ですから、購入しなければ毎月家賃が発生しますよね?
結局のところ、家賃で払い続けるのか、住宅ローンとして支払うかの違いなんです。万が一、住宅ローンの返済が厳しくなった場合、持ち家を売却したお金で住宅ローンを完済し、賃貸に住み替えることも可能です。
また、後ほど説明する団体信用生命保険にも加入をしているわけですから、ローンに縛られるというより、生活の基盤が固まるイメージが強いです。
でも適切な住宅ローンを組むことは大切になるので、よければ下記の記事もどうぞ!
金利が高く、もったいないのでは
住宅ローン控除といった素晴らしい制度があります。住宅ローン控除を使うことによって、かなりの金利額の還付となります。
そもそも現在は超低金利時代となっており、手持ちのお金に余裕があっても住宅ローンを組まないともったいないぐらいです。それこそ、手持ちのお金で余裕資金がある場合は、資産運用にまわすことも検討してみてはいかがでしょうか。
超低金利の住宅ローンはマイホーム購入の背中を押してくれるでしょう。
固定資産税や修繕費の維持にが気になる
固定資産税は一般的な戸建ての平均額は10万円前後となっています。月々ですと1万円程度です。固定資産税は建物の資産価値に対して税額が変わります。その為、高額物件(資産価値が高い)は固定資産税も高額になるので注意が必要です。
現在の新築物件はメンテナンス費用が抑えられる傾向にあります。まずキッチンやバスルームが10年で壊れたりはしません。屋根や外壁も昔ほど修繕費用がかかるといったことも少ないです。でも、もちろん経年によって劣化はしていくので、10年ごとに修繕費を考えておくと安心です。
固定資産税や修繕費は計画的に積み立てをしておきましょう。
災害リスクはどうか
戸建ても賃貸も自然災害を防ぐことはできません。但し、持ち家は自分の持ち物なので、自身で守っていく必要があるわけです。それが万一に備えての火災保険と地震保険です。
火災や豪雨などの水害で住宅が損害を受けてしまったときに補償してくれます。また敷地内のカーポートや庭の被害も対象になる場合もあるので補償内容をしっかりと確認したうえで加入をしましょう。
適切な保険に加入することにより災害のリスクに備えることができるのです。
住むエリアを安易に変えることができない
引越を何回もする予定ですか?こちらの記事いただいている人は多少なりとマイホームの購入を考えているかと思います。多くの方はご家族のことを考えると、賃貸でも簡単に引越ができる状況ではないですよね。そしたら賃貸でも持ち家でも引越はそうそうできません。
でも、巷で言う転勤族のかたは、これに当てはまりません。お仕事上、仕方がありませんので、住み替えがしやすい賃貸がおすすめです。
持ち家だからこそのメリット
賃貸でない自由・広さ
マイホームの購入を考える多く方は、賃貸にはない広さや自由を求めますよね。
賃貸ではお子さんの成長と共に、どんどん部屋が狭くなっていきます。荷物も増えますし、お子さんが学校に通うようになれば、子供部屋も必要になります。
マイホームであれば、子供部屋や趣味部屋だったりと、広さや自由さが賃貸にはない魅力です。
団体信用生命保険が強い味方になる
住宅ローンを借り入れるときは団体信用生命保険に加入をします。生命保険の代わりになり万が一、何かあった場合は住宅ローンの支払いが免除されます。ご家族の方は安心感につながります。
社会的信用がなんだかんだある
持ち家はいつの時代でも、社会的信用があります。最近は賃貸派が広がりつつある時代だからこそ、持ち家といっただけで、信用度が増すのです。
身近なところだと、賃貸物件を借りる時は保証人を立てた方はいませんか?不動産屋や大家さんはいがいと保証人が持ち家かどうかって見ているんですよ。賃貸よりも持ち家の方が間違いなく社会的信用度は有利に働きますよ。
マイホーム購入の多くの人が思うこと、満足感
ここまで持ち家のメリットデメリットを解説してきましたが、私が持ち家をオススメする一番の理由は
マイホームの「満足感」です。
マイホームを持つ選択が損か得かではないと思います。拘りのマイホームは他人から見るとタダの自己満足かもしれません。でもマイホーム購入はだれもが緊張や興奮をするんですね。それと同時にワクワク感もあります。
そんなすばらしいマイホームを32000件の実績のタウンライフ家づくりで調べてみてはいかがでしょうか。間取りから見積もりを一括で請求できるので、満足度の高いマイホームが手に入れられます。費用面もかなりお得になるので、ぜひ活用してくださいね。