【賃貸】共益費の相場はいくら?共益費を詳しく解説します

【賃貸】共益費の相場はいくら?共益費を詳しく解説します 引越しのお役立ち情報

 

初めてのお部屋さがし、一番気になるのが家賃です。実際にインターネットで希望の家賃で探していると、こんなことありませんか?

 

家賃○○円 ←理解できる

駐車料○○円 ←理解できる

共益費○○円 ←何これ?

 

初めてのお部屋さがしの場合、「共益費」なんて聞きなれない単語ですよね。

実は賃貸のほとんどが「共益費」がかかるのです。

一般的に「家賃」+「共益費」の合計が毎月の支払家賃となるんですよ。

(※駐車場を利用の方は駐車料、町内会やCATV代がかかる場合もあります。)

 

そこで初めての一人暮らしの方が、かかえる共益費の疑問

 

  • 共益費ってなに?
  • ふつうは共益費っていくら?
  • 共益費の相場は?
  • 共益費は安くなるの?

 

このような疑問を解決・解説していきます。

ぜひ、お部屋探しの参考にしてくださいね!

素朴な疑問、共益費とは

賃貸物件には必ずと言っていいほど、「共益費」がかかります。

賃料条件にも「家賃」「共益費」・・・とほとんどの賃貸に「共益費」の金額が掲示されています。

ずばり共益費とは、アパートやマンションの通路や駐車場の外灯やエントランスの清掃などに使うお金を各世帯で割り振った費用です。

例えばマンションであれば、自分のお部屋201号室にたどり着くまでにマンションのエントランスを通り、階段もしくはエレベーターを使い、玄関前で廊下の外灯を頼りに鍵を探して、やっと玄関扉を開けることができます。

自分の部屋にたどり着くまでに様々な共用部分を通っているのです。

その共用部分を維持や管理するために発生する費用を、入居者に共益費として受け取っているんですよ。

共益費の相場はいくら

共益費に相場があるってしっていますか?

答えは家賃と同じくあります。

共益費は一般的には家賃の5%~10%で設定することが多いですね。

例えば一人暮らし用のお部屋で家賃50,000円の場合は、共益費が2,500円~5,000円ぐらいが目安です。

その場合は、共益費を含めた毎月の支払額は52,500円~55,000円となります。

ちなみに共用部分にオートロックやエレベーターがあると共益費が高くなることが多いです。

それはオートロックであれば点検費用、エレベーターであれば点検費用や稼働の為の電気代がかかるからです。そのような費用も共益費としてしっかりと徴収されるのです。

また、高級賃貸マンションにはコンシェルジュや共用プールがあったりするとびっくりするぐらいの共益費・・・なんてこともあります。

このようなハイグレードなサービスも、運営や維持管理のために多額の費用を要するため、共益費に反映されてくるのです。

つまり建物のグレードが上がるほど、共益費も高いといったわけです。

ミツオ
共益費は設備のグレードと比例しますよ!

共益費は値下げ可能?

それでは共益費は交渉して値下げしてもらうことは可能なんでしょうか。

答えは可能です。

共益費は家賃と同じく、あくまでも大家さんが設定している金額なので、家賃と同じく値下げ交渉は可能なんです。

ただし、管理会社が管理していると、会社の規定で家賃や共益費の値下げ交渉は一切、受け付けないといったところも多いので不動産屋さんに確認してみましょう。

会社の規定で共益費を下げられない場合は、代わりに家賃を下げてくれるかもしれません!

そのような場合もあるので、「共益費を下げる=家賃総額を下げてもらう」といった考え方も良いですね。

共益費が0円の場合も

お部屋を探していると共益費の欄が0円といったものも目にします。

その場合、建物を管理してくれないのではないか?と思ってしまいますよね。

でも、ほとんどが家賃の中に共益費が含まれており、大家さんが建物の管理していることがほとんどです。

大家さんの中には家賃と共益費を分けず、家賃の中に共益費込みといったケースもあるのです。

また、分譲マンションや一戸建ての賃貸の場合、共益費が発生しないことから、共益費0円といったことが多いです。

ただし、この場合、気をつけていただきたいのは共益費は0円なので、何かあったらご自身で対応してください。なんてこともあるので、不動産屋に確認は必要です。

 

ミツオ

大家さんの中には共益費を知らない大家さんも・・・

共益費がない場合はしっかりと不動産屋さんに確認してくださいね!

 

共益費は家賃の一部と認識しよう

共益費がどういったものか分かりましたか?

共益費は賃貸には、無くてはならないものなんです。

一部の大家さんは、頂きたい家賃総額から逆算して、共益費を決めることも多いです。

例えは一人暮らし用のお部屋で家賃総額55,000円頂きたいとしましょう。

その場合、相場に合わせ共益費を5,000円、家賃を50,000円に設定して、合計で55,000円!

また、家賃を少しでも安く表記するために、家賃を49,000円、共益費を6,000円にして合計で55,000円!なんてこと良くあることです。

インターネットでお部屋を探すと、家賃順で表示されることが多いので、今の時代に合った大家さんのテクニックなんですね。

つまり、お部屋さがしをする、私たちは共益費の金額だけにとらわれず、家賃総額で予算を考え、お部屋をさがすことが重要なんです。

その為には今回解説した共益費の知識をしっかりと身につけて、あなたに合った素敵なお部屋を探していきましょう!

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