進学や就職、転職などで引っ越しをした人の中には、中々寝られなくなってしまう人もいます。
中には、
- 「自分のメンタルが弱いのかな」
と感じている人もいますが、新生活が始まってすぐのタイミングでは、寝られなくなってしまう人が意外と多くいますので、そこまで心配する必要はありません。
では、なぜ新生活が始まると寝られなくなってしまう事があるのでしょうか。
その理由と解決策について、詳しく解説していきます。
目次
新生活を始めたら寝られなくなるの?理由は?
では早速、新生活を始めた直後に寝られなくなってしまう理由について、詳しく見ていきましょう。
環境の変化
まずは環境の変化です。
進学や就職、転職で今まで住んでいた地域、部屋とは全く違う場所に住むと、環境の変化に体がついていくことができず、リラックスできなくなってしまう事があります。
中には、枕が変わっただけで寝られなくなってしまう人もいますし、寝転がったときの景色の変化で寝られなくなってしまう人もいるのです。
興奮
新生活が始まるタイミングというのは、わくわくするのと同時に、強い不安を感じることがあります。
- 「学校で友達ができなかったらどうしよう」
- 「新しい職場でうまくやれなかったらどうしよう」
- 「本当に一人で生活していけるのかな」
などです。
このような悩みや不安を抱える事で、脳が常に興奮状態になってしまうため、中々寝られなくなってしまう事があるのです。
新生活を始めた直後でも熟睡するコツは?
では、新生活を始めた直後は、寝られなくなることを覚悟しなければならないのでしょうか。熟睡をするためには、時間の経過を待つしかないでしょうか。
答えはNOです。
これから紹介するコツを正しく実践することで、新生活が始まった直後でも、新しい自分の部屋で熟睡することができるでしょう。
「何とかなる」と考える
まずは何とかなると考えることです。
人間というのは、1つ不安が出てくると、その不安がどんどん根を張っていき、絶対起こらないことも不安に感じてしまいます。
つまり、不安はエンドレスなのです。
しかし、何とかなると考えることができれば、気持ちの負担を軽減することができるため、安心して眠りにつくことができます。
ただし、「何とかなる」と心の底から思えるようになるためには、日ごろから楽観的な思考を鍛えておく必要があります。
どうしても何とかなると思えない場合は、過去に抱いた不安と、その結果を思い出してみることをおすすめします。
ほとんどの不安は、高確率で起こらないとも言われています。
仮に起こってしまった場合は、その時に真剣に考えればよいため、いまくよくよしても仕方がありません。
このようなことから、「とにかくやってみるしかない」と覚悟を決めることで、不安と決別することができ、熟睡できる可能性が高まるのです。
無理に眠ろうとしない
そして、無理に眠ろうとしないということも大切です。
中には、
- 目を力強く瞑る
- 羊を数える
- 楽しいことを考える
というような対処をする人もいますが、これは逆効果になることもあります。
なぜなら、「寝なければならない」というプレッシャーを脳に与えてしまう事になるからです。
そのため、「寝られなかったら朝まで起きて居よう」くらいの気持ちで、リラックスした状態をキープすることが大切です。
このような楽観的な気持ちを持つことができれば、気づいたときには朝を迎えているでしょう。
今まで使っていた寝具を使う
中には、
- 「枕が変わると寝られない」
- 「布団が変わると寝られない」
という人もいるでしょう。
このような人は、今まで使っていた寝具を新居に持ってくることをおすすめします。
新生活が始まると、環境の変化でリラックスしにくくなっていますので、寝具が変わることで余計にストレスがかかってしまう事があるのです。
そのため、最初は今まで使っていた寝具で寝て、ある程度生活に慣れてきたら新しい寝具を購入してみることをおすすめします。
新生活に慣れるとすぐに寝られるようになる
新生活が始まると、様々な環境の変化に体がついていくことができず、寝られなくなってしまう可能性があります。
新生活の不安を抱いている時に、寝られないという問題が起こると、余計に不安になってしまいます。
新しい部屋や新しい生活に慣れてくれば、比較的すぐに寝られるようになりますので、そこまで心配する必要はないでしょう。
まとめ
新生活が始まって寝られないのには、
- 環境の変化
- 興奮や不安
という理由が考えられます。
しかし、今回紹介したコツを頭に入れて実践することで、新生活が始まった直後でも熟睡できる可能性が高まりますので、是非実践してみることをおすすめします。
また、寝られないという状態は、新生活に慣れてくれば解消されることが多いため、あまり深く考えないようにしましょう。