毎月かかる家賃は案外財布のダメージが大きいものです。できれば家賃は抑えたいですよね。
家賃を抑える方法はいくつかありますが、その中の定番は
- 家賃の値下げ交渉をする!
やはり定番です。
家賃が数千円下がるだけで、1年、2年と経過する度にトータルで考えるとかなり大きい額です。今回は家賃の値下げ交渉をした結果、5,000円もの値下げ交渉に成功したSさん(仮名)の体験談です。
Sさんは、けして引越経験が豊富ではありません。むしろ、初めてのお部屋さがしでした。
どんな交渉をしたのか?と気になるところです。
結論からゆうと至ってシンプルです。それでは体験談を見ていきましょう。
人生初めてのお部屋さがし
- 埼玉県 20代女性の体験談
私は当時付き合っていた彼氏(現在は旦那)と結構前提で同棲を始めることになり、この時人生初めてのお部屋探しをしました。
人生初めてのお部屋探しということもあって何が良くて何が悪いのかなんて分からず、防犯面や家賃、ちょっとしたこだわりで賃貸を探していました。
賃貸物件が掲載されているサイトを見ていたら私と彼氏の実家のちょうど真ん中位の地域で3世帯のみが住める3階建ての築25年のアパートを見つけたのです。
築25年で家賃6万円
その間取りは3DKで徒歩3分の場所にスーパーマーケット、駅からは徒歩20分程の物件です。木造住宅ということもあってか築25年の割には少し古い見た目のアパートだったのですが家賃は6万円。
私が住んでいる地域は比較的家賃が安いため3DKで6万というのも安いのですが古い見た目だったこともあり「この見た目で6万円か…」と、家賃に対して私と彼氏は納得がいかない部分がありました。
家賃以外の部分ではお互いになんとなく「ここでいいんじゃない?」という感じになりました。
この時はまだサイトに掲載されている外観や内装の写真しか分からなかったためとりあえずのキープとして不動産屋に連絡をして一度実際に内覧しに行くことになったのです。
実際にお部屋を内見すると
実際そのお部屋を内見すると思っていたよりも内装はよく、彼氏とは再度「ここでいいんじゃない?」となったのです。
しかし、実際内見して気になった点が1箇所あったのです。
それは3階建ての3階部分の最上階、エレベーターも付いていないため階段の上り下りを毎日しなくてはならないという新たな悩みができてしまいました。
迷っている私たち2人に不動産屋の方は「ここはスーパーから近くて良いですよ」「家の前が田んぼなので風通しも良く日当りも最高です」などと言って契約の方向へ持って行こうと。
いわゆる営業トークですね(笑)
内装や間取りの感じは特に嫌ではなかった私と彼氏は残すは家賃と階段という大きな壁が、、、。
思いつきで値下げ交渉を
そこでダメもとで私が不動産の方に「家賃の値下げはできないですか?」と聞くと「うーん…難しいですね」と。
ここで食い下がらず「そうですよね。でも外観あまり綺麗ではないし階段しかないですし…家賃の値下げはやっぱり無理ですかね?」と再度聞いてみると
「たしかにそうですよね。では5万7千円でそうでしょうか!?」とまさかの展開になったのです。
そんなまさかの展開になったにもかかわらずなぜか私は「これはまだイケる!」と心の中で思い、再びダメもとで嫌われる覚悟で「家賃5万5千円だったら即決します!」と。
そしたら不動産屋の方が「2階に住んでいる方は5万7千円なのでそれ以上の値下げはちょっと…」と言ってきました。
家賃交渉を粘ったらまさかの!
そこで彼氏が「5万5千円にしてくれたらこの場で契約します!手続き等の日程はそちらに任せますんで。ダメですかね?」と食い気味に言うとまさかのまさかで「じゃあ5万5千円で良いでしょう!」と不動産屋の方が言ってくれたのです。
元の家賃より5千円もの値下げに成功したのです。
「値下げするのは恥ずかしい」と思ってしまう方も多いかと思いますが、この言葉を言えば家賃の値下げ交渉が成立する可能性が高くなります。
たかが5千円の値下げかもしれませんが、年間6万円の得をしてしまいました。現在もそのアパートにすんで4年が経過しようとしています。
あの時、値下げ交渉を粘れなかったら、家賃だけで24万円を余分に払っていると思うとゾッとします(笑)
現在の私たちの目標は2年後にマイホームの購入です。お得になった家賃分で、新居の家具代に充てるつもりです。
そんな私たちの経験から、賃貸でお部屋を探している方はダメもとで値下げ交渉をしてみてください。あと粘ってみるのも忘れずに!(笑)
まとめ
Sさんの家賃値下げ交渉は粘ったことによる結果ですね。もちろん、度が過ぎる交渉はうまくいかない場合が多いですが、交渉をしなければそのままです。
不動産屋さんに、失礼のない程度でお願いするのがオススメです。この体験談をぜひ、参考にしてくださいね!