今回は一度建売住宅を購入したAさん(仮名)。
建売住宅時代の経験をもとに、次のマイホームは快適な生活を第一に考えて購入することに。
その結果、快適な生活を送ることができるマイホームを手に入れることができました。
限られた予算で、どんな工夫をしたのか?Aさんの体験談です。
住宅展示場やオープンハウス巡り
- 千葉県 40代 男性の体験談 3人家族 (ご夫婦 子供1人)
元々建売り住宅を購入し、住んでおりましたが諸事情により引っ越す事になり、引越し先の土地が安かったので一念発起して注文住宅にしよう!と決めました。
しかし注文住宅に決意してから、複数のハウスメーカーや工務店で見積もりやプランを提案してもらい、悩み続けた結果、契約まで2年ほどかかりました。
はじめに悩んだ理由は希望のデザインが実現できるかがメインでした。でも、1年たった頃、住宅展示場や引き渡し前のオープンハウスを巡るうちに、『快適な住宅』と『快適ではない住宅』の違いがはっきり分かってきたのです。
マイホームの壁にこだわりを
振り返れば住んでいる建売りは普通のサイディングボードの外壁で夏暑く冬寒くエアコンを一年中つけており、外の車や工場、工事の音がかなり聞こえていました。
そんなこともあり、せっかく注文住宅なら、快適な生活が送れることを第一に考え壁にもこだわる事を決意しました。
そこで当初検討していた複数のハウスメーカーさんに、希望を伝えてところ、継ぎ目の少なくとても厚いサイディングボード、中身も厚みがある防音遮熱材を何社かに提案してもらったのです。
ところが、どのハウスメーカーも良い物は高いといわんばかりの見積もりが出てきました。
また、そのようなメーカーはほぼ、内装は壁紙の提案で個人的には塗り壁にしたかったので(内壁へのこだわりもとても強く書きたいところですが長くなりますので別の機会に!)泣く泣く諦めて塗り壁を売りにしているメーカーに絞り込んで探しました。
工夫して最適な外壁・内壁を見つけた
結果、今住んでおります家を建てて頂いたメーカーに辿り着いたのですが、大手よりも安く建てられそうだったので外壁はモルタル、内壁は漆喰にしました。
ただ、中材もこだわろうとしましたがやはり効果が高い材料は敷き詰めると高額になる為、設計士さんの提案で普通の中材と併用して、発泡ウレタンを吹き付ける事で価格をかなり下げる事ができたのです。
日々の生活がびっくりするぐらい快適になった
現在3年少々程住んでおりますが外部で豪雨や台風ではないかぎり、外部の音はほぼ聞こえず(選挙などの街宣音もかすかに聞こえる程度)、室温も年中一定ですが、猛暑や極寒の日など特別な時のみエアコンを1台だけ動かし、室内のドアを開けておく事で家全体が快適な気温と湿度になります。
壁がしっかりしている事で驚いたのが気密性の高さです。外から帰って来てドアを開ける時は重たく、開いた瞬間に空気が室内に吸い込む感じがし、逆に出かける時はフワッと空気が抜けていくのを体感できるのでまさに家が「魔法瓶」状態なのだと驚くことがあります。
日に日に外壁・内壁の大切さを実感
そのようなわけで騒音もなく、温度も一定の環境ですとテレビや音楽の音もクリアで大きな音で楽しめ、犬を飼っていますがほとんどないですが吠えても近隣住民への迷惑ならないです。
更に暑さ寒さを感じないのでほぼ年中裸足で生活できる、漆喰の壁なので適度な湿度を常に保ってくれる。
ストレスフリーな生活がおくれるので注文住宅を建てるなら外壁・内壁にこだわるのはとてもおすすめです!