今回は新築当時は満足ゆくリビングが、子供が成長して、感じた体験談です。
生活が完結できる考え抜いたリビング
- 滋賀県 30代 女性の体験談
- 家族4人 (夫婦・子供2人)
子どもが3人います。家を建てたときは上の子どもが小学校に入学し、一番下の子どもが生まれたところでした。そんな状況を鑑みて2階建て一軒家を建てました。
その当時は子どもが小さくかつ私1人で日中は家事育児をするような状況だったので、なるべく家の中で無駄な動きをしないで済むような家にしようと色々考えた末、リビング横の和室に布団と子供服+私の洋服やバッグなどを置ける3畳ほどのウォークインクローゼットを設置してもらいました。
また、当たり前ですが将来を見越して2階には子供部屋も設けました。
ですがあくまでも、子供部屋は将来の為にであって、子供が小さい時は普段の生活がリビングで完結するように、考え抜いたリビングにしたのです。
そのこともあって、わざわざ2階の子供部屋を使うこともなく、子供用品を中心とした荷物部屋になっていったのです。
リビングに子供用デスクスペースも完備
ウォークインクローゼット意外にも子ども用のデスクスペースをリビングに設けたことです。
当時は子どもが小学校に入学したばかりなので、宿題や次の日の時間割や用意など親の方もある程度把握しつつ、見守る必要がありました。
ですが赤子と園児を抱えてわざわざ2階の子ども部屋で上の子どもの宿題を見てあげる余裕も、時間割をチェックする余裕もありません。
1階で下の子どもに目が届きつつ、上の子どもの本読みに付き合ったり一緒に持ち物をチェックしたほうがはるかに私の心の負担が軽かったので、子どもが小さいうちはこういう家にしてよかった、と心底思っていましたし、充分機能していました。
リビングに新たな問題が、、、。
1階に私のものと子ども3人の荷物があると全然部屋が片付かないという新たな問題が浮上してきました。
子どももきちんと片づけてくれればいいのですが、宿題やプリントはぐちゃぐちゃで出しっぱなし、ランドセルも放りっぱなし、夏休みなどには絵の具セットや習字道具、お道具箱などを持ち帰ってきますがデスクスペースにはそこまでの荷物を置くスペースはありません。
ほかのリビングのスペースは片付けられてもデスクスペースは子どもの領域なのでこちらも中々手が出せませんでした。
2階には子供部屋があるが、、、
2階に自室があるのでそこに持っていってほしいのですが、子どもはもはやデスクスペースが自分の部屋と思っている様子で、全然聞き入れてくれず私がしかたなく2階に運ぶような有様。
高学年になっても自室にこもることはなくずっとリビングで生活しています。小さいときはありがたかったデスクスペースや1階のウォークインクローゼットですが、大きくなると逆にそれが自立を妨げてしまったかもと少し後悔しています。