アパートに住んでいる人の中には、
- 「効果的な暑さ対策の方法が知りたい」
- 「毎年夏になると部屋にいたくなくなる」
という人もいるでしょう。
そこでこの記事では、アパートの温度を効率的に下げる方法について、詳しく解説していきます。
目次
アパートの暑さ対策でおすすめはどれ?
では早速、アパートの暑さ対策でおすすめの方法をいくつか紹介していきます。
キッチンの換気扇を使う
まずはキッチンの換気扇を使うという方法です。
キッチンの換気扇というのは、本来調理時のにおいや煙を外に排出するための設備です。
そのため、熱さ対策として活用できると思っていない人も多いでしょう。
しかし、換気扇のスイッチを入れる事で、空気の通り道を作ることができるため、室内にこもった暖かい空気を逃がすことができるのです。
窓を開け放つ
部屋にいくつか窓がある場合は、窓を全開にするという方法もおすすめです。
そうすることで、換気扇をつけるよりも大きな風の通り道ができるため、部屋の温度が下がる可能性があります。
ただし、窓を全開にするということは、室内の音が駄々洩になるということですので、テレビの音量などには気をつける必要があります。
エアコンを使う
そして、シンプルにエアコンの冷房機能を使う方法もおすすめです。
冷房機能を使うことで、部屋全体を涼しくすることができますし、窓を開けたり、換気扇まで行ってスイッチを押したりする手間もかかりません。
また、電気代がかかるという人もいますが、設定温度をできるだけ下げず、つけたり消したりを繰り返さなければ、そこまで電気代が跳ね上がることはないでしょう。
すだれを設置する
ベランダにすだれを設置するという方法も非常におすすめです。
すだれというのは、直射日光を遮ることができるため、室内の温度が上昇してしまう事を防げるのです。
また、すだれというのは小さな穴がいくつも空いているため、風邪を通しやすいという特徴もありますので、夏の暑い時期にぴったりのアイテムと言えるでしょう。
暑さが厳しくなりやすい部屋の特徴
次に、暑さが厳しくなりやすい部屋の特徴について、詳しく解説していきます。
これから紹介する特徴に1つでも当てはまった場合は、今紹介した対処法を実践してみることをおすすめします。
窓の方向が一定
窓が一か所にしか設置されていない部屋に住んでいる場合、暑さが厳しくなりやすいです。
仮に窓が複数個所にあり、風の通り道を作ることができるのであれば、空気が循環していきますので部屋の温度も高くなりにくくなります。
しかし、窓の方向が一か所しかないと、暖かい空気がずっと室内にこもったままになってしまいますので、温度が上昇しやすいのです。
コンクリートの打ちっぱなし物件
オシャレな部屋に住みたいと考えている人の中には、コンクリートの打ちっぱなし物件に住んでみたいと思っている人もいると思います。
しかし、コンクリートの打ちっぱなし物件というのは、外見はオシャレですが、室内の熱がこもりやすいという特徴があります。
コンクリートというのは、熱を伝える力がものすごく高いため、太陽光の熱を室内に伝えてしまう事になるのです。
また、コンクリートの打ちっぱなし物件というのは、熱さだけではなく、寒さにも悩まされる可能性がありますので、しっかりと検討した上で入居を決めるべきでしょう。
西向きの部屋
そして、西向きの部屋も暑くなりやすいです。その理由は、西日が差すからです。
西日というのは、大体夕方ごろに当たってきます。
ただ、外は昼間からずっと太陽の熱で温められているため、西日が差す頃には外野気温上昇がピークを迎えます。
つまり、西向きの部屋というのは、外の熱い空気が入ってくる&西日が差すというダブルパンチを受けてしまうということです。
上層階
上層階の部屋は眺めも良く、防犯性も高いです。
しかし、上の階に行けば行くほど、太陽に近くなりますので、その分室内が熱くなってしまう可能性が高いのです。
特に最上階の部屋というのは、景色や優越感と引き換えに、部屋の温度が熱くなるという代償を受け入れる必要がありますので、注意する必要があります。
ただ、高層マンションやタワーマンションなどでない限り、大幅に温度が変わることはありませんので、
- 数十階建てのマンションの最上階に住む
というような場合でなければ、そこまで心配する必要はないでしょう。
まとめ
「アパートが熱すぎて耐えられない」と思っている人は意外とたくさんいます。
そのような人は、是非今回紹介した方法を試してみることをおすすめします。
そうすることで、部屋の温度を数度下げられる場合があり、夏の暑い時期でも快適に過ごせるようになるでしょう。
また、暑くなりやすい部屋というのも存在しますので、物件を選ぶ場合は、先ほど解説した特徴に当てはまらない物件を探してみることもおすすめです。